設計業務

改修設計(建築・設備)

改修設計とは、調査・診断による建物の経年による劣化状況等の不具合や問題点を明らかにされたものについて、最も適した材料・仕様・工法を指定します。
それに基づき公平な工事費の見積取得ができ、かつ、適切な工事が行う事が可能になります。
 

 

■改修設計のポイント
  1. 改修に精通した公正・公平な専門家(改修設計センター)の選定.支援を受ける。
  2. 当該建物が抱えている問題点や改善ニーズを把握する。
  3. 劣化調査診断結果と改善ニーズをもとに改修基本計画を作成する。
  4. 改修工事の目的と必要性を明確にし、耐久性、耐用年数、予算、長期修繕計画などを考慮し、概算工事費を算出する。また、工事種別の優先順位を定める。
  5. 公平な工事費の見積取得、適切な工事が行なえるように材料・工法を定め、設計図書(仕様書等)を作成する。
  6. 工事期間中の居住者、近隣者の日常生活への支障の程度について検討する。
  7. 工事の性能保証に関する保証期間・内容を決める。
  8. 概算工事金額の確認・資金計画の検討をする。

 
■施工会社の選定
 「改修設計センター」は、施工会社の選定基準、提出された見積書の妥当性などについて、オーナー、管理組合に助言・進言し、図渡し、現場説明や見積チェック、査定等を行って、オーナー、管理組合が工事内容・工事金額・施工会社を選考する協力をします。

  1. 見積依頼会社の選定協力
  2. 図渡し・現場説明
  3. 質疑応答
  4. 見積書のチェック、査定・比較表の作成、報告
  5. 工事内容、工事金額、契約、支払い条件、保証の確認