設備劣化調査
建物の設備は、早いもので6~7年程度で故障や不具合等が発生します。放置しておくと、不具合が突然発生し、停電、断水、漏水等のトラブルを引き起こしかねません。設備劣化調査により、おおよその劣化の度合いを把握し、今後の改修工事の具体的な計画を立てることができます。
調査項目は、①給水管、➁排水管、③ポンプ、④受水槽、⑤電灯・コンセント設備等。
調査方法は、目視調査・サンプル調査・各調査機器による観察、測定等。
給水管
外観目視調査:劣化の状況(位置、範囲、程度等)を確認。
水圧測定:1栓全開、2栓全開で住戸内水栓器具側にて末端水圧を測定し、流速・流量状況を確認。
水質調査:住戸内水栓器具側より、水道水を採取し、PH・残留塩素・赤水の吐出の水質の状況を確認。
内視鏡調査:給水栓を取り外し、ファイバースコープを管内に挿入し、さびこぶの発生程度、閉塞量などを観察。
サンプル配管調査:腐食、減肉の状況を観察する。